活動要請内容

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合格時にJICAから頂いた活動要請の内容です

【配属先概要】
 1)受入省庁名:司法省
 2)配属先名:ヒバ商業観光開発センター
 3)任地:ホレズム州ヒバ市
   JICA事務所の所在地:タシケント市
   任地までの交通手段:飛行機で約2時間
 4)配属先の規模・事業内容:
   ユネスコの世界遺産であるヒバの城郭都市とその周辺の観光資源を開発・振興する目的で設立されたNGO。3ヵ年(2013年~2015年)のホレズム州観光開発計画が大統領令として発布されたこともあり、世界遺産だけにとどまらない観光ルートの開発や観光業関係者のサービス向上に努めている。2002年国内初のインフォメーションセンターを市内中心部に、2014年には空港にも開設し、旅行者の利便性向上にも努めている。2002年~2007年に観光隊員が同市内で活動、間が空いて現在派遣中の隊員は2014年2月から活動中。隊員以外にドイツ国際公社(GIZ)から専門家が派遣中、ドイツや韓国のボランティア受け入れ実績あり。
【要請概要】
 1)要請理由・背景
  ヒヴァの旧市街地イチャン・カラは1990年に世界遺産登録され観光客数は増加しているが、首都タシュケントの旅行業者手配による日帰り観光客が多数を占めている。そのため、旧市街地以外への観光客数は伸びず、さらにヒヴァ市に宿泊する観光客も少ないため、地元観光業の発展につながらないことが課題となっている。世界遺産という観光資源を有効利用し、観光業を生業とする人々に加えて地域住民の新たな雇用創出や収入増加につながる観光開発が望まれている中で、観光業の実務経験のあるJICAボランティアの協力が求められている。ヒバへの外国人観光客数で現在4位である日本人観光客数増加に向けての協力も求められており、現在派遣中の隊員はウエブサイトを使って日本人に向けての広報活動をも行っている。また、エコツーリズムや国際マラソン大会開催などにも力を入れていきたいと考えており、2015年秋の国際マラソン大会開催の準備中である。
 2)予定されている活動内容
  1.世界遺産イチャン・カラ以外のホラズム州における観光地及び観光ルートの開発と助言。
  2.観光客のホレズム州内での宿泊数増加のためのアイディア提供、地域の人々との実践
  3.観光業関係者(レストラン、ホテル、ガイド等)に対するサービス向上のための講習会の実施
  4.日本人観光客増加のための広報活動
  5.国際マラソン大会の企画および実施
 3)ボランティアが活動する機材の機種名・形式・設備等
  ・観光開発センター事務局内の執務スペース
 4)配属先同僚及び活動対象者
  同僚:
   代表(男性、50代)
   ドイツGIZ専門家(女性)およびその通訳(女性)
  現地活動対象者:
   現地観光業関係者(レストラン、ホテル、ガイド、土産物店等)
【資格要件等】
 ・経験:実務経験3年以上 理由:経験に基づく助言が必要なため
【地域概況】
 ・気候:ステップ気候
 ・気温:ー20~40℃
 ・電気:不安定
 ・通信:インターネット可/電話可
 ・水道:不安定
【特記事項】
 ・大統領令によるホレズム州の観光開発を目的としてドイツGIZ専門家は業務をしている。
  隊員とは適宜情報共有、協働することになる。

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