今日は久しぶりに読書の時間を過ごしました
ホテルで朝食をとり、午前中はボランティアルームでスキャンとかパソコンを使った業務。その後、早めにタシケント駅に移動し読書の時間。
今日、待合室で読み終えた本は、イスラム・カリモフ著『経済改革の進化の道を歩むウズベキスタン』ウズベキスタン経済委員会。建国間もないころに、ソビエト末期の停滞から、いかに安定化させた経済を導くかという、ウズベキスタン共和国の経済政策の基本原理を示した本。この経済政策を２５年に渡り継続してきた、故カリモフ大統領のここまでの流れの一貫性がわかった。
ここからはちょっと思い出話を交えて。私は大学院時代に某Ｏ田先生（別名：単位の神・仏）より『マルクス経済学の「学び方」』を学んだ。それは現状を客観的に分析し、あらゆる物を徹底的に批判しつくしたうえで、何が最も正しいかを考えていくというものだった。しかし、批判というものは時に政治や権力闘争の道具に使われてしまうという諸刃の剣の面もある。この本を読むことによって得たのは、故カリモフ大統領はいかに優れたマルクス経済学の実践者だったかという事だ。国民が２５年間彼についてきて、今も慕われてきている理由が今更ながら自分に納得できたのだった。
学問的な感動を得た後は、ウズベキスタン鉄道の３等車へ
タシケント・ウルゲンチ間1,000km16時間弱が92,000スム・約1,840円なのは財布に優しい。
食堂車でゆったり夕食をとる、
ビールと
サラダ
そしてショルパ
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